仲間を
知る

現地踏査特攻隊長

北田貴優(3年目)

橋梁グループ

ものづくりはかっこいい、でかいものを作りたい。
ただそれだけで、土木の仕事をしたいと思っていました。

検索しても、実務経験や学歴、資格が必要な会社ばかり。
無理かな…と思いかけていたときに、「未経験歓迎」と書かれた建設計画の求人票に出会いました。

当時の僕は土木や橋の知識はもちろん、設計に必要な数学、エクセルやワードなどパソコンも出来ずほぼゼロの状態。
合格はいただいたけど、よく考えたらこれはやばい!と思って「僕には無理です」と辞退の電話をしました。
それでも、挑戦したい気持ちがあればぜひ来てほしい、と言ってもらえて入社を決めました。

仕事中の様子

最初は補修を行うグループに配属されましたが、一から橋を作る先輩の姿を見て社長に直談判。
設計を行うグループに転属させてもらいました。
意欲があれば、どんどんチャンスを与えてくれる会社に感謝しています。

とはいえ、当然わからないことだらけです。
本などで調べもせず、聞き方さえわからない状態で先輩に質問して、「設計士になりたければ、自分の考えをもってから聞きなさい」と随分叱られました。
それでも、「どうしてこう思った?」「基準があるから調べてみよう」など、一から十まで丁寧に誘導してもらいました。

今、3年目でようやく初めてひとつの橋を任せてもらったところです。
津波対策や地盤の補強など、知らないことがたくさん出てきて毎日苦戦していますが、知識を増やすために、どんな仕事にも貪欲に取り組むよう心掛けています。

建設計画には人間味がある仲間がいて、ともに成長しやすい環境が整っていると思います。
今後は、特に興味がある地面や地盤をもっと追求して、先輩のようなスペシャリストになりたいです。