耐震設計
耐震設計 は、上部工・下部工・地域性といった、それぞれの特性を理解し、 橋梁 全体としての地震応答を解析します。
これまで日本が経験してきた大規模地震を踏襲し、新たに計画される 橋梁 や既に供用している既設 橋梁 が、どのような変形になるか、どのように揺れるかを数値で解析します。
全く同じ 橋梁 は存在しませんので常に新鮮な発見の連続です。様々な知見を元に、合理的で安全度の高い 橋梁 を設計する事を目標としています。
グループリーダーメッセージ
私が耐震設計を志したのは高校生の時に経験した「阪神淡路大震災」でした。阪神高速の倒壊を目の当たりにして、人の力とはいかに非力なものかを痛感しました。この衝撃を胸に、地震とは?地震に少しでも立ち向かえる構造とは?橋の役目とは?を常に考え現在に至ります。まだまだ未熟ものですがあの時の衝撃を自分の誇りとして日々業務に邁進しています。
少しでも自分の力が世の中に還元できれば、阪神大震災で味わった気持に一矢報えるのかと。この気持ちが若い世代に伝われば・・・。
こんな事を考えながら地震と共に揺れています。
業務内容
- 2D非線形静的・動的解析
- 3D非線形静的・動的解析
- 耐震補強設計 ( 橋座 補強・ 橋脚橋梁の中間部に配置され、上部構造を支える役割を担った下部構造。 補強・ダンパー設置・支承取換)